Liber Primus 第一之書

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6月の新着図書

▼『泉鏡花集成』〈2〉〈3〉〈7〉(種村季弘編 ちくま文庫)
ちくまのこのシリーズは、鏡花の主要作品を文庫で読める大変有り難いものなのだが、版元品切れのままなのがとても残念である。是非復刊して欲しいのだが、最近の筑摩では、鏡花作品はアンソロジーの企画ものに収録されることが多く、復刊は難しいか。

▼滝川一廣『「こころ」はどこで育つのか 発達障害を考える』(聞き手・編佐藤幹夫 洋泉社y新書)
新書で聞き書きという軽い体裁だが、まえがきを見る限りかなりの意気込みで作られたものではあるようだ。著者は児童精神医学の専門家で、また中井久夫の高弟であり、師についても1章を割いているのが興味深い。

▼『ボルヘス詩集』(鼓直訳 思潮社海外詩文庫)
いつものことながら、思潮社のこのシリーズは大変有り難い。

▼塚本邦雄『定家百首 雪月花(抄)』(講談社文芸文庫)
塚本邦雄の古典作品に対する評論は、本書を含め講談社文芸文庫に主要なものが収録されている。塚本邦雄は歌集ばかりでなく、こうした評論や小説、俳句、詩など多数の作品を残しているが、現在では入手困難になっていたり、高価だったりするので、このように文庫化されるものが増えて欲しいものだ。

▼ジョン・ミルナー『象徴派とデカダン派の美術 幻想の19世紀』(吉田正俊訳 PARCO出版)
近所の古書店で廉価で手に入れたもの。書名の通り、19世紀末の各国の象徴派絵画を紹介している。現在では忘れられている画家も取り上げているようだ。初版1976年で1990年第6刷とかなり版を重ねている。70年代後半のPARCO出版刊という、いかにもその時代の本らしく思えて、版元はもうなくなったのではないかとネットで検索したら、今でも存続しているらしくて逆に驚かされた。

▼『パウル・ツェラン詩集 註解つき全集』バルバラ・ヴィーデマン編註(Paul Celan "Die Gedichte: Kommentierte Gesamtausgabe"Herausgegeben und kommentiert von Barbara Wiedemann, Suhrkamp)
ツェランの全詩集と註解をペーパーバック1冊に収めたもの。ツェランの詩はきわめて凝縮されており、また固有名詞が説明なしに深い意味を込めて用いられているようなので、こうした註解が付されたものは、読者にとって切に望まれるものだ。

▽番外 『定本 塚本邦雄湊合歌集』(文藝春秋)
これは実際には買えなかった本。ネット古書店で発注したのだが、残念ながら後で古書店から品切れの連絡があった。1982年までの塚本邦雄の公刊された短歌作品に加え、歌集に未収録の作品も含まれており、さらに別冊で索引までついた愛蔵版といえる書物だ。凝った造本のようで、刊行当時非常に高価なものだった筈だが、現在では当時に比べれば入手しやすくはなっている(古書で)。80年代半ば以降の作品は当然含まれていないが、塚本邦雄初心者としては、初期の入手困難な歌集も全篇収録されているので、是非手に入れたいと考えている。
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  1. 2015/06/08(月) 00:11:28|
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